解説
オオミドリシジミは,平地のクヌギ・コナラ林にすむゼフィルスの仲間では卵が最も見つけ易い種なので,冬の間に探してみるのも楽しい。といっても,卵の直径は0.8mmほど。卵は幹の低い位置から出た小枝で多く見つかるが,樹冠部の枝にはまったく産まれていない。たいていのチョウは昼間に活動するが,ゼフィルスには例外が多く,早朝に活動する種や夕方だけ活動する種もある。本種の雄は,主に午前中活動する。早朝の山頂で,数十匹が雲のように塊となって,激しくテリトリー(なわばり)争いをしているのに出会うこともある。午後4時を回ると,冬の日は分刻みに暮れてゆく。足元が見えなくなる前に,帰り道を急ごう。今日見つけた卵が,夏に成虫になって飛ぶ姿を想像しながら。科学園記録種。
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オオミドリシジミ
Favonius orientalis (Murray)
成虫
成虫 成虫
成虫 成虫
成虫 成虫
卵殻 幼虫
幼虫
蛹殻 食樹:コナラ
食樹:クヌギ 生息地
キャッチフレーズ
ゼフィルスの活動時刻はさまざま
分布 北海道,本州,四国,九州
年間の発生回数 夏1化
食草等 コナラ・ミズナラなどのブナ科コナラ属
成虫の出現時期 6-7月
越冬態