解説
和名は,頭部の前方に長く突き出た下唇鬚を天狗の鼻になぞらえたもの。羽化直後には湿地や崖などに群がるが,2週間ほどでぱったりと姿を消してしまう。盛夏にはほとんど姿を見せないが,晩秋にはまた日当たりの良い林道などでちょくちょく見かけるようになる。西日本では最近大発生していて,エノキを丸坊主にすることもあるという。関東でも,近年増えつつあるように思われる。6月ごろに羽化した成虫は,夏・秋・冬を越して翌春に産卵する年1化が通常の発生経過だが,本州や九州各地では2化目が出現する場合も知られる。羽化直後には花にはあまり来ないが,越冬後の春には花を訪れるのを見ることもある。細い枯れ枝やススキの枯れ茎などに好んでとまるという,変わった習性もある。科学園記録種。
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テングチョウ
Libythea lepita Moore
成虫
成虫 成虫
幼虫 幼虫
幼虫 幼虫
幼虫 幼虫被害木
前蛹
蛹を捕食するナミテントウ幼虫
羽化 蛹殻
食樹:エノキ 生息地
キャッチフレーズ
西日本では大発生
分布 北海道,本州,四国,九州,南西諸島
年間の発生回数 夏1化
食草等 エノキ
成虫の出現時期 6-10月・越冬後3-5月
越冬態 成虫